滋賀県の整理収納アドバイザー、親・子の片づけマスターインストラクターの坂根陽子です。
押入れ収納、うまく使いこなせてますか?
今は和室自体が少なくなっていますが、まだまだ多い押入れ収納。
こんなに大容量な空間、うまく収納しないともったいないですよね。
でも、お片づけサポートで伺いますと、使いこなせてない人のなんと多いことかと感じます。
4分割か8分割に区切って収納を考える
コツは、区切って使うことです。
区切る、にも二種類あり、4分割と8分割です。
どういうことかというと、この図が4分割。
押入れを上段と下段二つに分け、さらに右と左二つに分けて区切ります。
上段のほうが下段より使いやすいのでよく使うものを。
右利きの方は左側より右側の方が使いやすいので、右によく使うものを置いた方がいいです。
そしてこの4分割収納を、さらに手前と奥に区切ったものが、8分割です。
言うまでもなく奥より手前の方が物を出し入れしやすいですよね。奥の物を出そうと思ったとき、手前の物を一旦どかさないといけません。
出し入れのしやすさで言えば、
①③→⑤⑦→②④→⑥⑧となります。
区切る方法で、押入れの整理収納してきました
この4分割、8分割の収納の考え方で、お客様の押入れを整理収納しましたよ。
まずはbefore。
分割されていない、というより、とりあえず開けた扉から物を突っ込んでいった感じです。
使用頻度をお伺いしながら、片づけた結果、afterです。
区切ることで、布団やおもちゃ、バッグが取り出しやすくなり(手前)、逆に今は使わないけれど、いつか二人目の赤ちゃんができたときのための物の置き場所(奥)がしっかり分かる押入れになりました。
グッズについては、滅多に出番はありませんが、いつ出番が来るかは誰にもわかりません。その時のために重いものがきちんと下段に用意されていました。
押入れは上段下段、枕棚まであって、大きく深い収納です。4つか8つに区切って考えると難しくありませんし、使いこなせると、家の要の収納をとなるはずです。